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っ…セー…フ…な、わけないですよね、もうそろそろ日付変わって一時間なりそうだし。うぅ、どーしましょう…。
とりあえず、本日は番外記。というか、番外編も番外編。全く関係はないけど、さりげなく関係してる。と、思う。
一部ボスキャラの人物像がちらっと出てます。興味がある人だけ読んでみて下さい。
一部、フィクションを含みます。
IN現実。
食堂が変な空間に変わるのとは、また違う時間のお話…。
「…あぁ、逃げたい寝たいふざけんな…」
それは月曜の朝。天国のような土日が終わって地獄の一丁目…いやいや、勉強に再び励む最初の日。
いつでもどこでも、学生と名のつく職種(?)には避けて通れないものはある。
「……逃げてい?」
「逃げても捕まるんじゃない?」
隣からの容赦ない言葉に、再び机に突っ伏す。常にカオスな授業で、常にカオスな周りの席順を心底悔やむ。一言ったら、十返ってくるだろう。周囲が退屈しない面々だと大変自分も面白いし良いのだが、こういう時は…ちょっと、哀しい。
「な~んで、こんな日にこんなことしなきゃならないんだか…勉強してきたけどさ」
「や、してきてるだけいいんじゃね?」
そう返ってくる声に、しかし、哀しいかな、これまで何回も繰り返してきた言葉を口にする。
講師はまだ、来てはいない。
来たらすぐわかる。絶対わかる。何故ならそんなオーラを醸し出していて、ついでにめっちゃ特徴のある話し方をして、そんでもって、自分達のいる席が扉の近くの一番前の席だから。
教科書などをその手に持ちつつも、こう、言わずにはいられない。
「何が嬉しくて…誕生日に先生からテストのプレゼントなんざもらわんと行けないのさ!」
6月13日に生徒達を知らずのうちに異世界(?)へと迷い込んだ教師は、別の意味で知らずのうちに一人の生徒を絶望(というかなんというか…)の淵に叩き落としていたりしていた。